FACT AND FANCY


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2010/07/05 ♂
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gremz
『モンティ・パイソンができるまで ジョン・クリーズ自伝』ジョン・クリーズ
最強の喜劇集団"モンティ・パイソンは"、どうやって結成されるに至ったのか。私立小学校での屈辱的な経験から、大学入学前に10歳児相手に教鞭をとった顛末、良き相棒グレアム・チャップマンと出会った大学での楽園の日々を経て、パイソンズ結集へ・・・世界じゅうのさまざまな著名人にリスペクトされる伝説のグループの創設者であり、笑いの革命をラディカルに推し進めた英国喜劇人が初めて書き下ろした、待望の自伝。


めずらしく予約までした本を読んでなかった。ジョン・クリーズの四半世紀を綴った自伝。もうとにかく面白かった!
大好きだけど、パイソンズ各人の人となりはほとんど知らない。ジョン・クリーズに関しては気難しそうな人くらいの認識。教養にあふれたセンスのよい文章、彼の基本にある英国紳士らしい品のよさにちょっと驚いた。そこから生まれるユーモアの感覚がまた素晴らしい。子供時代〜学生時代のエピソードは彼を知らない人が読んでも面白いんじゃないかな、と思う。

読んでいるうちに、当然"観たく"なる・・・けど、わたしがかつて持っていたのはVHSで、手元に残っているのは「フライング・サーカス」のベスト盤DVDのみ。いい機会だから「フライング・サーカス」シリーズのDVDを購入した。こんなお手頃価格で手に入るなんていい時代(吹き替え版がスキな方には×だけど)。さあ、観よう〜







| BOOKS 2017 | 23:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
『月の部屋で会いましょう』レイ・ヴサクヴィッチ
肌が宇宙服になって飛んでゆく奇病に引き裂かれる恋人たち「僕らが天王星に着くころ」、彼女の手編みセーターの中で迷子になる男「セーター」・・・不世出の天才作家による、とびきり奇妙だけれど優しく切ない33編の奇談集、待望の邦訳。


どれもとっても短くて、とっても奇妙な物語。最初から最後まで、スゴイ。いろいろ読んできたけど、発想や着眼点がいちばん風変りというかぶっ飛んでた。それぞれの物語の根底にある孤独とかすれ違いの切なさが染みる・・・




| BOOKS 2017 | 21:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
『霧に橋を架ける』キジ・ジョンスン
2つの月が浮かぶ世界で、危険な"霧"の大河に架橋しようとする人々の苦闘と絆を描きヒューゴー賞・ネビュラ賞を受賞した表題作を始め、現代SF界きっての名手が、孤独を抱えたものたちの奇妙な出会いとふれあい、別れを描いた全11編を厳選収録した短編集。


表題作の中編は文句なしの傑作。登場人物の内面や幻想的な舞台、細部が見事に描き出されていて読ませる。でも、その他の短編の読後の印象の方が好みだった。悲しくて優しくて切ない感じ。もっといろいろ読んでみたい作家かも。

編み物で読書量が減って新刊を購入するのは控えめになってきてるけど、気になる本はやっぱり買ってしまうから、積読のハードカバーがどんどん文庫化に追い付かれる・・・なんか悔しい。





| BOOKS 2017 | 20:49 | comments(0) | trackbacks(0) |