FACT AND FANCY


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2010/07/05 ♂
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gremz
『偽りの楽園』トム・ロブ・スミス
両親はスウェーデンで幸せな老後を送っていると思っていたダニエルに、父から電話がはいる。「お母さんは病気だ。精神病院に入院したが脱走した」。その直後、今度は母からの電話。「私は狂ってなんかいない。お父さんは悪事に手を染めているの。警察に連絡しないと」。両親のどちらを信じればいいのか途方に暮れるダニエル。そんな彼の前に、やがて様々な秘密、犯罪、陰謀が明らかに。


BOOK OFFの100円コーナーで発見。レオ・デミドフ三部作のトム・ロブ・スミスの新刊なのに?Amazonのレビューはなかなか厳しいものが多いし、わたしが買った下巻はどう見ても読んだ形跡がない。
逆に興味をそそられて読み始めて・・・一気に読了。面白かったから、物語に引き込まれたからとかではなくて、もう本当に興味だけ。下巻の半ばまで続く、時間がない!とわめきたてるわりに、もったいぶってまわりくどい母親の独白を我慢して読んだ先に何があるのか。
最初から母親がおかしいようにしか見えず、それを解明されても・・・という気分。それぞれに秘密を抱えた家族の物語としても中途半端に感じた。
わたしの読む力が足りない。きっと。



| BOOKS 2015 | 00:35 | comments(0) | trackbacks(0) |
『考えすぎた人』清水義範
「ソクラテスより頭の強い人間はいますか」聞き間違えた神託のせいで頭突き勝負が始まって(「ソクラテスの石頭」)。論理学の講義が苦痛で仕方がない未来の大王は…(「アリストテレスの論理が苦」)。若く美しい婚約者とモメた四十男のヘーゲルは思慮深すぎる手紙を書くが(「ヘーゲルの弁証法的な痴話喧嘩」)。哲学史に燦然と輝く巨星たちを笑いのめし、叡智の扉へと誘うユーモア小説。


買おうとした本の隣に陳列されていて、思わず手に取った。懐かしい名前。書くものが教養系(?)や旅行記ばかりになってから離れてしまっていた。
テーマが哲学者。どんなパスティーシュで楽しませてくれるんだろうと期待したんだけど・・・ユーモアも笑いも肝心の文体模写もすべてがぼやけてる感じ。物足りない。読みながら、全盛期だったらもっと巧く面白い小説にしてくれたはず!という思いが強かった。
昔の作品、大掃除ついでに発掘しておこうかな〜



| BOOKS 2015 | 02:28 | comments(0) | trackbacks(0) |
『神は妄想である』リチャード・ドーキンス
人はなぜ神という、ありそうもないものを信じるのか?なぜ宗教だけが特別扱いをされるのか?「私は無神論者である」と公言することがはばかられる、たとえば現在のアメリカ社会のあり方は、おかしくはないのか?科学者の立場からあくまで論理的に考察を重ねながら、神を信仰することについてあらゆる方向から鋭い批判を加えていく全米ベストセラー。


信仰心もなく、日常にほとんど"宗教"が絡んでこない一般的な日本人だけど、だからこそ(?)興味深く読めた。
宗教に関する疑問や不可解な点(たくさんある!)を、とても合理的に論理的に徹底的に、説得力のある説明をしてくれる。いろんな事柄がすっと腑に落ちた。スッキリした。
何度も読み返す本になると思う。



| BOOKS 2015 | 21:09 | comments(0) | trackbacks(0) |