FACT AND FANCY


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2010/07/05 ♂
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『HHhH プラハ、1942年』ローラン・ビネ
金髪の野獣と呼ばれたナチのユダヤ人大量虐殺の責任者ハイドリヒと彼の暗殺者である二人の青年をノンフィクション的手法で描き読者を慄然させる傑作。ゴンクール賞最優秀新人賞受賞作、リーヴル・ド・ポッシュ読者大賞受賞作。


徹底的に史実に忠実に語られるエンスラポイド作戦と、その物語を語る作者自身の苦悩。作者の思い入れの強さが伝染して、過去の出来事が真に迫って目の前に展開する感じ。
もう、なんて言うか・・・夢中で読んでしまった。圧巻。





| BOOKS 2019 | 23:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
『アンチクリストの誕生』レオ・ペルッツ
ある夜、不思議な夢を見たパレルモの靴直しは、夢判断によって生まれたばかりの子供が偽預言者暗視クリストだという確信を抱く。思い悩んだ男がとった行動は・・・物語の魔術師ペルッツの魅力が凝縮された傑作中短篇集。全8篇。


帯(稀代のストーリーテラー)に偽りなし!翻訳もいいのだろうけど。
扱うテーマも、物語の余韻も好み。本を読む楽しみをひしひしと感じられる作品群だった。
長編もよさそうだな〜 いくつか読んでみよう。




| BOOKS 2019 | 00:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
『帰ってきたヒトラー』ティムール・ヴェルメシュ
2011年8月にヒトラーが突然ベルリンで目覚める。彼は自殺したことを覚えていない。まわりの人間は彼のことをヒトラーそっくりの芸人だと思い込み、彼の発言すべてを強烈なブラックジョークだと解釈する。勘違いが勘違いを呼び、彼はテレビのコメディ番組に出演し、人気者になっていく・・・ドイツで130万部、世界38ヶ国に翻訳された話題の風刺小説!


悪の代名詞ヒトラーが、著者の狙いでかなり人間として魅力的に描かれている。
国を思う真摯な言動に共感し楽しんでる自分に後ろめたさを感じたり、ヒヤヒヤしたり・・・面白く読んだのだけど、複雑な心境。
ラストのスローガンはちょっとのんき過ぎて引くけど・・・いいのかな、フィクションだしね。




| BOOKS 2019 | 00:27 | comments(0) | trackbacks(0) |